最近なかなか話せないね? なんでだろう?大好きなのに。 涙が溢れてとまらないわ。 ディーノ… 今すぐに会いに来てよ。 はやくあたしの名前をよんでよ。 はやく。いつもみたいに笑って""ってさ。 ずぅっと待ってるんだよ。 大変だわ。本当に大洪水だよ。どうしてくれるの。 溢れて、溢れてとまらないわ。 抱き締めてよ。ギューって。 触れてよ。 「の髪の毛サラサラだなー。」 って呑気に言うじゃない。 すごく嬉しくて、そう言われたひから髪切れないまんまなんだよ? ディーノがあたしの髪好きだとか言うから。 キスしてよ。 優しく抱き締めて優しく輪郭をなぞって、 あたしの頬を大きくて温かい手で包んでゆっくりとキスをしてくれるでしょ? いつものように、はやく。 あたしはディーノを必要としているの。 ディーノが近くにいてくれないから充電が切れそうなの。 動かなくなったらあたしはただのからくり人形になってしまうわ。 そんなの嫌だわ! そんなつまらないからくり人形になるくらいなら死んだほうがましだわ! ねぇねぇ、今どこにいるの? いつになったら玄関のドアは開くの? あぁやだ。とまったのにまた出てきた。 こうなったらとことん泣いてやる。 「うぅ・・・・っ・・・ひ・・。」 「なーに泣いてんだよ。。」 「ひ・・・っ、!。ディ・・・ノ?」 「待たせてごめんな?」 「ほんとだよバカー!!」 「あははっ悪かったよ。泣くなって、。ほらな?」 「・・・うーっ。っ・・・。」 「・・・・・。」 「ディーノだって泣いてるじゃん・・・。」 「ばか言うなよ。」 「ほら、落ちたよ。」 「うっせ。よかましだろ?」 「むっ、」 「、こっちむけ。」 「?」 ふわってディーノの匂いが私をつつんだ。 匂いだけじゃなくてディーノのやさしい腕も私をつつんだ。 ぎゅーって。して欲しかったこと、してくれた。 「あひ、ディーノ!く、苦しっ。」 「わりぃ、でも今だけは我慢してくれ。」 「・・・・うん。」 やっぱり、泣いてる。声には出さないけど、 いっぱいいっぱい温かい雫がおでことかに落ちてくる。 あぁ。大好きだよ。どんどんディーノで満たされていく気がする。 嬉しいよ。少しくらい苦しくったって我慢できるよ。 「っ・・。ははっ。やっぱの髪、さらさらだ。」 「そう?いつもどおりだよ?」 「うん。でもいい。好きだよの髪。」 「ふーん。ディーノはあたしじゃなっくて、あたしの髪が好きなんですかー。」 「おっ?妬いてんのか?」 「ちがうもん。」 「ばーか。が一番に決まってんだろ。」 「べーだ。」 舌をだしてめいっぱいべーってしてやった。 そりゃ馬鹿みたいだけど寂しかった(お互い様だけど)あたし にとっては妬けちゃうさ。 そしたらディーノはさっき私のおでこの上に落ちてきた自分の涙を 服の袖で拭いてくれて、拭いてくれたところに小さくキスしてくれた。 「ふふっ。どうしたの?」 「いや、別に。」 そう?と、きょとんとしてたらディーノがあたしの頬に触れた。 輪郭にそって両手で顔をちょっと上向きに固定して。 「、肌真っ白で綺麗だよな。透き通ってるみたいだ。」 「あはは。なにそれ。」 「真面目に言ってんだぞ。」 「・・・・。あり、がとう?」 「なんで疑問系なんだよ。」 「だってさ・・・。」 「。キスしていいか?」 「いまさら聞くの?」 「それもそうだな」 やさしく、あたたかく、やわらかいものが口に触れた。 ディーノのキスだなぁ。優しい感じがすき。 ときどきいとおしすぎて切なくなる。 ゆっくり離れる。そしてまた近づく。 うん。みたされる。からくり人形にはならずにすみそうだわ。 だいすき。ぎゅって抱きしめて、私の髪に負けないくらい綺麗な 髪の毛にふれてくしゃってする。ディーノはさっきまで私がしてほしかった事 全部、全部してくれた。だから今度は私がしてあげるばんだけど、 もうちょっとの間だけ甘えてていいですか? 触れて。キスして。 笑って。 チキニストとして「涙のふるさと」 やばいです。泣きました。 まさに「涙」のふるさと(何 倖 燗拿20061129 |