その日はちょっとあなたの様子が変だったから・・・


ちょっと心配しちゃったでしょ?


ふふ。でもそれは幸せの証かしら?




















朝日がまぶしくて少し肌寒くなったこの日頃


私はいつも通り朝食の準備をするために


キッチンに立っていた。


「・・・と、あとはスープを作ってっと・・・」


ガチャ


「あ、おはよう恭弥。もう起きちゃったの?」


「うん・・・・。」


時計を見ればまだ7時をまわって少ししてからだった。


いつもなら8時くらいなのに・・・


「コーヒー飲む?」


「・・・・・・・。」


「恭弥?どうし・・・・」


ずっとその場に突っ立ったまんまだったから


顔をのぞこうと少しかがんだらいきなり


動いて私の腕をつかんで壁に押し付けた。


・・・・。」


「!!ちょ、どうしたの?」


戸惑いながらも問うけど変事は無いまま


いきなりされるがまキスをされる。


「・・っ。・・・・・ん・・・」


いきなりでびっくりしたから恭弥の


肩をぎゅっ!って掴んだら、


はっ。っていきなり我にかえったみたいに


私を離した。


・・・っ。ごめん・・。」


いきなり離したかと思えばそのまま


リビングのソファの所へ行ってしまった。


私はそのあとを追って隣にちょこんって


座ってみる。


長い沈黙がつづく・・・ それから固く握られた手の上にそっと自分の手をおいてみる。








(………)


(…恭弥どうしたのかな。)








少しするとそっと置いた手を恭弥が握ってきた。


「どうしたの?なにかあったなら話して?」


「…………」


「別にね、話したくないならいいけどこっちだって心配しちゃうでしょ?」


「……夢を見たんだ。」


「夢?」


「恥ずかしいからあんまり言いたくはないけど、
が居なくなる夢をみてが本当にどっか
行っちゃうんじゃないかって思っただけ……」



くそーって顔と素振りをみせた。


「…ふふっ!なんか嬉しいなー。」


「…何が?」


「んー?そこまで想われてるんだなーってさ。」


「…………」


「でもね、よく聞いて。私は今ここに居るでしょ?今ここで恭弥のとなりにいて話してるでしょ?
手を握れば温もりを感じられるでしょ?」



「…………」


「それに私が恭弥の側を離れる訳がないじゃない。私は世界で1番恭弥の事を愛してるんだよ?」


「うん…僕もを世界で1番愛してる。」


そんな事をサラって言われたら照れるのに!


「それと死ぬ時はいつどんな時だろうと一緒って言ったでしょ?」














だから私を信じてね?

















だいすきだよ

















あなたに出会えて幸せ

















だから私の事信じて

















ずっとそばにこうしているから

















私が恭弥の前から居なくなる事なんてないから

















今度そんな事思ったりしたりしたら許さないんだから!

















あなたの弱いところ、初めてみたかもね。

















でも、私は恭弥にこんなにも、愛されていたなんて

















あの恭弥が不安になってちょっと取り乱しちゃうほど愛してくれていたなんて

















私、幸せすぎかしら!

















「だから大丈夫だよ。」


「ありがとう。。」


「いいんだよ。さぁ朝ご飯食べよ!」














あなたの事好きすぎて私だって不安な時いっぱいあるのよ?














泣きたいくらいに不安で。














でもなけない女の子だから!














恭弥のために強くなるの。
































シアワセノカケラ


































あなたの事が大好き
恭弥が居る世界が
あれば私は無理だと分かっていても
本能のままに動きます。
倖 燗拿20061013
そして壊れ気味恭弥w