貴方との出会いが運命だと信じたいわ。必然じゃなくて偶然だと素敵だわ。矛盾してるけどいいのよ。だから、 つまり、それは、貴方に出会えたってことで貴方に逢えたならどんな運命でも必然でも必然でなくて偶然でも偶 然でなくともいいの。そう、考えたのだけど。いつまで経っても貴方と逢えたことが分からないわ。私が愛すの は貴方が初めてなの。愛すのは簡単そうだけど時々困難だわ。貴方は愛し方も知らない私にいつだってワクワク とドキドキをくれるの、飽きないわ。毎日が勉強よ、忙しいわ!でも、貴方に愛が尽きないから私は愛仕方を知 るの少しずつ。それも上手に、上手に悪戯だってできるくらいに。 「ラーンチーアー、居ますかぁー?!」 「か。また来たのか…。」 「迷惑なの?」 「いや、別にそうゆう訳でわないが。」 「そお?迷惑そうだけど。」 ランチアが何か言う前に家に入り込む。いつもどおりランチアの家は綺麗でよく整理されてた。あーあ。 私も将来ランチアと一緒にこの家で過ごせたら幸せだなぁ。ずっと一緒にいて手を繋いで歩いたり、 たまにキスしたりたまに抱きしめあったり大笑いしながらご飯たべたり、なんかこう、普通の家庭?みたいな 生活をしてみたい。マフィアとか関係なしに。私はまだ18歳だし、年で考えれば平気なんだけど・・・。 なんか、言ってくれないかなぁ。ぶは!ま、妄想はやめまして。そういえば、ランチアが大切にしてた ネックレスかなんかあったなぁ。それ、隠してみようかな?いやここはかってに付けさせてもらって 気が付くまでしてようかな。うん、そうしよう。たしか・・・リビングのテレビの横の棚の上から二番目の 一番奥の黄色い箱だったなぁ・・・・。んーあった!これだぁ!さーて、ランチアには悪いけどさせていただきますかな。 うし、おっけ。ちょうど付け終えた時にランチアがリビングに戻ってきた。 「どこいってたの?」 「あぁ、ちょっと車に忘れ物を取りに行っていただけだ。」 「そっか。ねぇ、お腹すいた。」 「、何時も俺のところに来るとそれしかいわねぇな。」 「えへへー。」 「まぁ、いい。作ってあるからそれ喰うぞ。」 「やたー!さっすが私のランチア!」 その後のランチアの素早いこと!!すぱぱぱー!と準備をしてくれた。用意している間のランチアを見ていろんな事想像しちゃって ぼーっとしてた。ずいぶん長く時間が流れてった気がする。切ないなぁ、こんなに近くにいるのに、そばに居るのに、触れられるのに。 好き合って、愛し合ってるのに満足しすぎて切ないや。ほかの、大切な想いとか消えちゃいそう。 「ほら、喰え。」 「うん!ありがとう。」 「味は、平気か・・・?」 「全然大丈夫!うまー!」 「あ、」 お、ネックレスに気が付いたかな?じろじろ見てる、見覚えがあるみたいだなぁ・・・。 「なに、どうしたの?」 「、そのネックレス・・・。」 「あ、バレちゃいましたか!」 ランチアが大きく溜息をついた。どうしたんかな?もしかして、本当にやばかったのかな!?どうしよう!? ランチアがチラッとこっちをみて「ネックレスについてる指輪を出せ。」っていった。私は首からネックレスを はずして垂れ下がっている指輪をはずした。「これでいいの?」ランチアがぎこちなく頷く。「指輪の中見ろ。」 へ?は?うーん、なんかローマ字で書いてある・・・。へ!?「なに、これ。」ランチアが席を立って私の横に来た。 それで私は座ったままでランチアはたったままで、そのまま悪戯っぽく触れるぐらいのキスをされた。 「それは、婚約、指輪だ・・・。」 「うん?」 「だから、指輪だ。」 「はい?」 「・・・ふざけてるだろ。」 だって信じられないもの。あはは!顔真っ赤だ!見た目は怖そうなのに、かわいいなぁ! 「うそだぁ!」 「嘘ついてどうするというんだ。」 「私の事をからかうとか?」 「それは、お前が俺にすることだろう。」 「そうでしたね!」 うれしくないのか、って言われたからおもいっきり抱きついて 嬉しいに決まってるでしょ!って耳元で叫んでやった。 いい奥さんになって見せますぜ、若旦那!! 大好きよ、死ぬまでそばに居たいわ。貴方を愛すこと結構困難だわ。簡単そうだけど難しいわ。 簡単に愛してるけど足らないわ。大好きが、足らない。もっと、愛してあげたいから、もっと愛し方を 学ぶの。確かなあなたに会える日はそう遠くないわ、百年経っても、どんなに年をとってもそばに居続けたいわ。 私とランチアは毎日を楽しんでるの、楽しみながら愛してるの。愛だってその時によって変わるわ。変幻自在。 大好きな貴方とともに楽しい人生を、サイコウの妻になるべく修行を、すべて、すべて貴方から学ぶの! 馬鹿な女でごめんね!この馬鹿さ加減だって偶然必然どっちかなぁ。幸せになれるのならどっちでもいい! commune だいすきよ! 倖 燗拿20070309 |