貴方と一緒に居られることが嬉しくて涙が溢れる。
底をつきることのない涙はついには河を造り出した。
私は幸せの涙におぼれてやっとの思いで泳ぎ切る。
そこで、旅は終わりを告げ煌々と輝く光の音に導かれて踊るように。
そしてそれは哀しみのワルツを踊るかの様に。
いつの間にか此所まで来ていたけれど、
青空に向かって開いた手のひらには
もう戻れない哀しみを一際大きく抱いて、そしてそれを
見果てぬ空の上まで放り投げる。
思いだすのは貴方のしかめ面ばかり。
貴方は私といて幸せでしたか??私よりももっと
貴方を愛してくれる優しい人見つかるといいね。
私は見つかる事を願うわ。
花咲く丘まで口笛吹きながらスキップで行こう。
貴方と別々になった事を意地悪な人がとやかく言うけれど
私はどこかで間違えたかしら??
いいえ、そんなはずはないわ。
今は分からないけど、きっと答えは哀しみを放り投げた
空の上かもしれないわね。
いろいろな事を考えていたらいつの間にか
丘の周りは闇の中に浸っていた。
夜空を見上げてみれば三日月がゆらりと私についてくるわ。
そう私の全てを見透かす様に。
そうか。きっと私がまだみたことのない場所へと
連れて行ってくれてるのね。
まだ私は歩いていけると思ったんだ。
だって此所まで歩いてこれたんだもの。
私はこのまま自分を信じて行けるわ。
貴方がくれた愛の強さゆえ私の中優しき獣ゆえに。
花散り始めた丘まで口笛吹いてスキップで行こう。
今度は喜びを両手いっぱいに抱いて
見果てぬ空の上を思い浮かべながら
また涙をながそうじゃないか。


咲き回るコスモス



「また・・・会えたね。」


「・・・・。」


私を照す光の輪


「もぅ一度貴方を愛してもいい?」


「・・・あぁ。」


一段と高鳴るは胸の鼓動...










「ねぇ、冬獅郎・・・・」










あれは・・・きっと一時の








呪い



の時間








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分かれたけど元に戻ったみたい。
頭ぐちゃぐちゃでわかんなく
なっちゃったww
20061003倖 燗拿